ローマの街歩きが好きな デニースと福西がお届けします。
ローマを観光して寺院やモニュメントを眺めながらそのまま目を空に向けると 鳥たちが気持ちよさそうに羽ばたいている光景を見ることは珍しくありません。ひと昔前のローマの寺院前の広場は たくさんのハトで埋まっていました。 さて現在のローマではどんな鳥が見られるのでしょうか。

昨今環境の変化が何かと話題になっていますが 鳥の生息地域もその影響で変化しているのではないでしょうか。 前述の昔ながらいるハトは今も元気に街中を歩いています。そうなんです、歩いているんです。ローマの人たちもよく笑い話にしていますが ハトは人が来ると飛ばずに速足で歩いてよけてくれます。 一方スズメのような小さな鳥はめったに目にしなくなりました。そしてローマの鳥の世界のドンとなったのはカモメです。彼らは街中のゴミから容易に食料を得られる為 あっという間に増えました。

 

カモメは大変美しくインスタ映えするため観光客がシャッターチャンスを狙っています。ローマの街並みにその姿は何故かとてもマッチして絵になります。

偶然にもカモメの水浴びに遭遇、早速ビデオに撮りました。

 

 

ここで楽しいエピソードを披露させて下さい。

ジャルパックはバルコニーからパンテオンが見える(スタッフの自慢です)街の中心にあります。そのバルコニーによく1羽のカモメが来ます。

くちばしで窓をコツコツとつついて自分の存在を知らせ 食べ物をもらうまでじっと待っています。 来る時間もいつも夕方同じ時間です。 ジョナサンと私たちが名付けたこの鳥が そういった知恵を持っていることに驚いてしまいます。

また暖かい陽が差す日にバルコニーでランチをとっていたスタッフに3羽のカモメが頭上から降りて来て スタッフが慌てて室内に避難した事もあります。翼をいっぱい広げるとカモメは想像以上に大きいです。 きれいなだけではないので  皆さんもローマでカモメに出会ったらお気をつけ下さい。

 

 

住宅街には外国種の緑のオウムが群れで生活し 歩く人々の頭上を道に沿って飛ぶ姿は南国にいるのではと錯覚するほどです。 鳥の世界も変化を続け環境変化を憂慮しているのは私たち人間だけではないのかもしれませんね。

季節はもうすぐ春、燕が街にやってきます。イタリアでも燕は幸福を運ぶと言われ 軒下の巣は壊されることなく人々に見守られています。

それではまた次回まで

 

ジャルパック ローマ支店は イタリアのオプショナルツアーを多数準備しております。
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