10月某日6時半。 スペイン広場はまだ薄暗く街灯も点燈しています。

人生を謳歌するローマの人々の朝が案外早いのをご存知でしょうか。役所、銀行やスーパーマーケットは8時半から開き6時半のローマは既に沢山の人が働いています。今日は観光では見られないローマの別の顔を早起きデニースと福西がお伝えします。

 

永遠の都ローマの昔ながらの美しさは訪れる人々を魅了してやみません。 そしてその美しさはローマ人の努力によって保たれています。

中心街は建物の外見を勝手に変える事が禁じられ 古い建物には常にメンテナンスが必要です。 工事の機材の搬入は車を駐車するだけでも一苦労、そこで早朝に搬入が行われる事は珍しくありません。室内の改装の際にはおびただしい石材が搬出されますがそれも朝早くから作業が始まります。

ブティックは店内はもちろんの事、ショウウィンドウまで毎日ピカピカに磨き上げられます。 訪れる人が必ずと言っていいほど写真を撮るスペイン広場の噴水も 定期的に水を抜いて中が丁寧に掃除されます。 冬の寒い時も例外ではなく長靴を履いて 朝早くから冷たい水の中で作業してくれる人たちがいます。

近年ローマでも増えたB&Bのリネン類の洗濯屋さんのバンがあちらこちらに停まっています。 その間を縫うようにジョギングをする人たち、イタリア人はジョギングも友人とおしゃべりしながらなので賑やかです。

スペイン広場では階段を独り占めしようと企む観光客たちが写真を撮っています。ウェディング写真を撮るカップルも散見されます。日中は人が多すぎるので 早朝はウェディングだけでなく素敵な写真を撮る絶好のチャンスです。プロのカメラマンを連れてモデルの様にポーズをとって楽しんでいるカップルもいます。

ジャルパックローマ支店でもウェディング写真のサービスを行っていますのでご覧ください。

ローマにお越しの際は朝食前にホテルの周りを散策されてはいかがでしょうか。
素敵な発見があるかもしれません。

皆様のお越しをお待ちしております。

Alla Prossima!!

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