Buongiorno!!

イタリアは3月に入って日を追うごとに気温が上がってきています。
今回は美味しいカフェを探しに街歩きにハマっているローマ支店のホセとモリがお届けします。

日本の皆様にはBAR(バー)というとお酒を提供するお店のイメージがあると思いますがイタリアでBAR(バール)は日本でいう喫茶店に近いものです。

イタリアの街ではあちらこちらでBARの看板を見かけます。

馴染みのバリスタ(バールで働くスタッフ)が煎れるいつもカフェが大切なのです。

*エスプレッソ注文時にお水が出る時はエスプレッソを飲む前に
お水を飲むのがイタリア風です。

カプチーノコーヒーとコルネット(クロワッサン)から始まる朝食はもちろん、ランチにパニーノ
(イタリア風サンドイッチ)を食べ、夕方は友達と軽くワインや食前酒を楽しむ社交場として地元っ子でいつもにぎわっています。

また旅行者の方にとっては別の目的として気軽に使えるとってもありがたい場所でもあります。
意外にもバールのもうひとつの役割が、公衆トイレの代わりになっていることです。
観光地ローマでは、全てのバールではお客にトイレを貸すことを義務付けてあるそうで、
ローマでなくても、バールにはトイレが設置してあります。
イタリア国内では日本と比べてトイレを探すのに苦労します。特にローマでトイレを探すなら
公衆トイレより市内でのバールを探す方が早いです。
数少ない公共の有料トイレは1ユーロくらいしますが1ユーロを払ってトイレに入るなら、
バールの立ち飲みエスプレッソコーヒー付きの方が陽気な地元っ子を知る機会にもなります。

ところで、イタリアのバールで一番注意したいのは、カウンターでの立ち飲みか、テーブル席に座って飲食するかで値段が違うことです。

例えばエスプレッソコーヒー1杯をカウンターで立ち飲みだと、どのお店でもだいたい€1程度です。

カプチーノやカフェラッテは€1.2、チョコラータ(濃厚ココア)は€3、スプレムータ

(オレンジ生搾りジュース)は€3~5、パニーニ類(イタリア風サンドイッチ)は€3、

コルネット(クロワッサン)などの菓子パンは€1~2がだいたいの相場です。

テーブル席ではバールカウンターでの立ち飲みより、コーヒーや軽食の値段が倍ほど高くなりますので値段の違いを覚えておけばバールの利用も安心ですね。

イタリア旅行の際は是非バールに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

それではまたお会いしましょう。

A presto!!