チャオ!!!
「タンゴとフラメンコに情熱を注ぐ」ローマ支店のグラツィエラとパオラで す。今回はイタリアのクリスマスの美しい伝統である『プレセーペ』をご紹介します。
プレセーペはキリスト降誕の神聖な姿をジオラマで表現して祝う習慣です。

長い伝統がありプレセーペはラテン語の飼い葉桶から名前がつけられました。では、なぜ動物の餌を入れる飼い葉桶がこの伝統行事の名前になったのでしょう?

それはイエス・キリストが赤ちゃんとして降誕し、この【プレセーペ=飼い葉桶】に寝せられたからです。

今の形のプレセーペは1223年にアッシジの聖フランチェスコによってリエーティ県のグレッチョで初めて準備されたと言われています。

それ以来、何世紀にもわたってイタリアだけでなく、主にカトリック教の世界に広がりました。

プレセーペはクリスマスを待っている私たちにとって重要な行事。小さくても大きくても、
豪華でもシンプルでも構いません。

プレセーペの設定は、飼い葉桶にヨセフ、マリア、赤ん坊のイエス、彼の誕生を告げる天使、
そして牛とロバなどがいることが重要です。背景には山や牧草地、命を吹き込む光のある家、そして羊の群れと羊飼い、様々な物が売られている市場などをリアルに表現します。

プレセーペを準備することは、家族の喜びで世代から世代へと受け継がれる伝統です。 最愛のペットも一緒に家族みんなで飾り付けを楽しみます。

ハッピーホリデー また会いましょう!!!
Buone Feste e a presto!!!