Bonjour みなさんこんにちは。ジャルパックパリ支店の中村です。

随分前に、パリ在住で一番楽しいことは何かと問われて、好きな音楽に浸れること、特に最近はクラシックにも興味を持ってコンサートによく出かけていると、クラシックにはほとんど素人にもかかわらずそんなふうに答えたところ、その方から試されるように”それでは、フランス出身の音楽家・作曲家を5人、いや3人でいいから挙げてみて”と言われ立ち往生。有名どころの作曲家を適当に挙げればその中にフランス出身の方もいるだろうと思いつくまま言ってみたところ、ベートーベンやバッハ・ブラームスはドイツ人、モーツアルトはオーストリア人、ショパンはポーランド人ということで、何人か挙げてみたけど一つも当たらず、非常に悔しい思いをしたことがあります。

そこで、せっかくフランスに住んでいるならフランス出身で有名な作曲家と代表曲くらい知っておこうと思い立ち、知った曲が無いかどうか探してみた。クラシック音楽との付き合いは、小中学生の時の音楽の授業・給食や運動会や放課後の校内放送・NHKのみんなのうた以外はテレビのコマーシャルくらいでしか接点がない私が見つけた曲ですから、きっと皆さんも聴き覚えがあると思います。

 

先ず一番手は、ドビュッシー。ピアノコンサートに行くとプログラムで圧倒的に多いのはショパンの曲ですが、私の感覚では次に多いのがこのドビュッシーのように思う。彼がフランス出身と知るまでは、何故この人の作品の演奏が多いんだろうと不思議に思ってた印象があります。代表曲は”二つのアラベスク”か”月の光”。それ以外は、コンサートでいろいろ聴くものの曲名は正直思いつきません。

次は、ラヴェル。知ってるのは”ボレロ”のみで、自分の中ではラヴェルの代名詞がボレロという感じです。この曲は単純なメロディーの繰り返しながら指揮者や楽団によって強弱やスピード感などで異なる演奏を楽しめるという楽しさがあるように思う。個人的には昨年の大みそかの夜マドレーヌ寺院でのコンサートで聴いたボレロが、コンサート会場とは違った雰囲気や音響などが味わえて印象的でした。

3番目にくるのはビゼー。何といっても運動会を思い出させる”カルメン”、それと”アルルの女”。アルルの女では、ハープとフルートの独奏部分が印象的なメヌエット、それからファランドール(これも運動会に常連の曲)も皆さんきっと聴いたことがある曲と思います。

4番目はサンサーンス。動物の謝肉祭全14曲の中にあるチェロの独奏”白鳥”。この曲を聴くと小学生の頃のいろんな楽しかった出来事が浮かんでくるくらいの思い出が詰まっていて、何度聴いても飽きることが無いメロディーです。

さすがに5番目となると素人の自分には難しいが、サティの”ジムノペディ”かマスネの”タイスの瞑想曲”あたりかな。

曲名だけではメロディーが浮かばない方も、ユーチューブで曲名を検索して聴いてみるときっと聴き覚えがあるのではないでしょうか。

クラシックに興味のない方でもこれらの曲を集めて、フランス旅行を計画する時や過去のフランス旅行の思い出に浸る時のBGMにしたり、フランスへ来る機内での長い時間にこういう曲を聴きながらパリに思いを馳せるのもいいかもしれません。また、フランス人との会話で個人の趣味とかが話題になった時に、自分のお気に入りのフランス人作曲家の名前や曲名を出したりすると、話が弾むんじゃないでしょうか。

フランス人作曲家を何人か挙げてみましたが、これらの方々がフランス出身だったのかとあらためて知った方も多いんじゃないでしょうか。これらの曲をきっかけに他のフランス人作曲家を調べてみるのも面白いかもしれませんね。

皆様のご来訪、心よりお待ちしています。

Merci beaucoup.

 

〇ダイナミックパッケ-ジ商品〇
ジャルパックでは、日本発フランス行きのダイナミックパッケ-ジ商品を販売しています。
こちらの商品は、お客様のお好みで、フライトとホテルを組み合わせてツア-を作り上げていただく商品です。

ジャルパック 海外ダイナミックパッケ-ジの詳細はこちら↓
https://www.jal.co.jp/intltour/jaldp/index.html