Bonjour  みなさんこんにちは。ジャルパックパリ支店です。

今回ご紹介する食材は、ヨーロッパの初夏の野菜『アーティチョ-ク』です。

フランス語では、Artichautと書き、アーティショ―と発音します。

旬である5月から7月にフランスでは主に南仏そしてブルタ-ニュ地方で多く収穫されます。

このア-ティチョ-クですが、元々は野生のアザミであったと言われており、古代ギリシャローマ時代以降品種改良が進んで今日のような食用品種となったそうです。お花からこのような野菜にまで変化を遂げるにはかなりの歳月を要したのでないかと想像します。

日本ではあまり馴染みのないアーティチョ-クですが、フランスをはじめヨ-ロッパではとても身近な野菜です。

マルシェや青果店では、花が咲く前の硬いつぼみ部分が、花びらのようなガクがついている状態で山積みになって売られています。

個性的な形をしているのでひと際目を引きます。

 

代表的なフランスのアーティ-チョ-クを2種類ご紹介します。

先ずは、丸い形のずっしりとした (15センチから20センチ程の大きさ) タイプのものは、主にブルタ-ニュ地方で多く栽培されており camus de bretagne カミュドゥブルタ-ニュと言う品種になります。こちらは、丸ごと茹でてビネガ-ソースで食べるのが一般的です。

 

 

そしてもう一種類は、小ぶりで細長く、南仏プロヴァンス地方で栽培されている品種 artichaut poivrade ア-ティショ-ポアブラッドゥです。まだ若い段階で収穫するのが特徴で、中身が柔らかく、新鮮なものであれば、こちらはカルパッチョなどにして生でも食べることが出来ます。

 

 

ア-ティチョ-クの調理方法などについて

丸ごと茹でる場合は、大きなお鍋に多めの塩とレモン汁を入れて落とし蓋をして30分ほど柔らかくなるまで火にかけます。

フランス式の食べ方は、丸ごとお皿に盛り、ガクを一枚づつ剥がしながらビネガ-ソ-スにつけてまずは根本の一部分を食べます (食べるところはほんの少しです。。。)。そして全部ガクを取り除いたら、次は、メインのcoeur d’artichaut クールダ-ティ-ショ-と言われる中心の部分をカットして頂きます。

その他、クールダ-ティショ-部分のみを取り出し、ローストやソテ-、フライにしてもとても美味しく頂けます。

レモン水につけながら作業すると変色を防げるのでおすすめです。

食感は、ほくほくしていて、味はお芋やそら豆、ゆり根に似ていると言われています。食べれる部分がとても少ないアーティチョ-クですが、一度食べるとやみつきになると言われています。

今が旬のフランスの美味しい食材を是非お試しください。

皆様のご来訪、心よりお待ちしています。

Merci beaucoup.

 

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