パリのお墓巡り ペール・ラシェーズ墓地
| カテゴリー:フランス
Bonjour みなさんこんにちは。ジャルパックパリ支店です。
日本ではお盆が近づきましたね。もうすぐ帰省してお墓参りされる方もいらっしゃるでしょう。
今日はちょっと変わった観光ルートとしても人気のあるパリの墓地巡りのお話です。
パリ市内には有名な墓地が3か所あります。
北側のモンマルトルの丘のふもとにモンマルトル墓地、東側の20区にペール・ラシェーズ墓地、
南側にモンパルナス墓地。
それぞれにパリゆかりの偉人、著名人、芸術家のお墓があり、日本の暗いイメージとは違って観光名所としてガイドブックにも紹介されています。
市内にありながら緑が多く、街の喧騒から離れて静かに散策を楽しむ人、往年の歌手や映画スターのお墓に詣でる人が足を運びます。
その中でも最も大きなペール・ラシェーズ墓地は44ヘクタール(なんと東京ドーム10個分)と広大で、年間数十万人々が訪れる世界で最も訪問者の多い墓地ともいわれています。
この墓地にはルイ14世の聴罪司祭だったラシェーズ神父の名前が冠されています。
フランスの政治家、軍人をはじめ、ショパン、バルザック、ロッシーニ、オスカー・ワイルド、 ジム・モリソン、マリア・カラスなどなど、きっと皆様もご存じの有名人がここで永遠の眠りに ついています。
とにかく広く、場所によっては細い道が複雑に入り組んでいるので、場所を確認してからでないとお目当ての人物のお墓にたどり着くこともできません。
入口には大きな案内板もありますが、パリ市のサイトでも前もって地図をダウンロードすることが可能です。ペール・ラシェーズ墓地地図
すべての区画に通りの名前と区画番号が振られているのですが、75000以上のお墓が建っているので探すのはなかなか難しい。
ボランティアで墓石の場所を教えてくれる生き字引のような人が敷地内を巡回しているので、 出会えたら教えてもらえるかもしれません。
私も地図を見ながら歩きましたが、やっぱり迷いました…。
有名人だらけのペール・ラシェーズ墓地でも特に有名なショパンの墓。
横顔のレリーフが飾られ、お供えのお花もきれいに並べられています。
フランスを代表する古典喜劇の劇作家モリエールの墓。
19世紀末から20世紀のベルエポックと呼ばれた時代を代表する大女優サラ・ベルナールの墓
お墓はとても立派ですが、狭い区画でほかの墓との距離も狭く息苦しそう。
隣のお墓にぶつかってしまうので、全体の姿を撮影できないくらい密接しています。
場所はわかっているのに周りの墓にぴったりと密接していて探すのが大変だった、エコールドパリの時代を生き、名声を得る前に不遇のまま若くして亡くなった画家モディリアーニの墓。
彼の死の2日後に後を追って自殺してしまった奥さんと共にこの場所に埋葬されています。
夭逝の画家の墓の上にはたくさんのペンや筆が捧げられています。
彼の絵を愛する人々の手書きのメッセージの紙片が墓石の上に小石を重しにして残されています。
フランスを代表するシャンソン歌手エディット・ピアフの墓。
ここには人足が絶えず、訪れる人が引きも切らず大人気でした。
スマートフォンでピアフの歌を流しながら墓石の前で歌う人々も。
生前だけでなく、現代でも人気の高さがうかがわれました。
ちょっと変わったパリ散歩、いかがでしたか?
きっと皆様のご存じの方がここに眠っているはず。
観光地の人の多さに少し疲れた時に、足を運んでみませんか?
ひと味違うパリを発見されることと思います。
古い石畳が多く、坂や階段もありますので歩きやすい靴がお勧めです。
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ジャルパックでは、日本発フランス行きのダイナミックパッケ-ジ商品を7月1日出発より販売再開をしています。
こちらの商品は、お客様のお好みで、フライトとホテルを組み合わせてツア-を作り上げていただく商品です。
7月15日現在、パリから日本へのご帰国には、「PCRテストでの陰性証明」が必要です。
ジャルパックパリ支店では、こちらのPCRテスト受診のサポ-トプランもご用意しております。
皆様のご来訪、心よりお待ちしています。
Merci beaucoup.
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