Bongiorno!  みなさんこんにちは。ジャルパックローマ支店です。

 

今日は、みんな大好きジェラートの歴史ついてお話したいと思います!

 

世界中で愛されるイタリアのジェラート。その歴史は古代ローマ時代にまで遡ります。当時の人々は、雪に蜂蜜や果物を加えた「nivatae potiones」という冷たい飲み物を楽しんでいました。これがジェラートの起源と言えるでしょう。その後、アラブ文化の影響でシチリアにシャーベットが伝わり、雪と果物に砂糖きびを使った爽やかな飲み物がイタリアに広まりました。

 

16世紀のフィレンツェでは、この雪と砂糖の飲み物が大きな進化を遂げます。カトリーナ・デ・メディチの宮廷で、フィレンツェ出身の建築家によって、牛乳と卵を使ったクリーミーで冷たいデザートが誕生したのです。これが私たちが今知るジェラートの原型となりました。

 

1770年には、ジェノヴァ出身のジョヴァンニ・ボジオがニューヨークにジェラート店を開き、イタリアの味がアメリカへと渡りました。その後、イタリア系移民によってコーンが発明され、ジェラートの食べ方に革命が起きました。アメリカでは、保存性を高めたアイスクリームが大量生産されるようになりましたが、本場イタリアでは、職人の手による伝統的な製法が大切に受け継がれています。

 

現在、イタリアはEU最大のジェラート生産国であり、5億9500万リットルものジェラートが作られています。新鮮で高品質な素材を使い、職人の情熱と熟練の技で丁寧に作られるジェラートは、まさにイタリアの文化と歴史を象徴する芸術作品と言えるでしょう。毎年3月24日は「ジェラートの日」として、イタリアのジェラートの伝統と価値を広める活動が行われています。

 

本場で食べるジェラートも格別です!

皆様のご来訪、心よりお待ちしています。

A presto!!

 

 

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