イタリアも9月の中旬に入り朝晩は寒く感じる秋めいた気候になりました。
と同時に、旬の食材の美味しい季節がやって参りました。




イタリアの秋の味覚と言えば、ポルチーニ茸(イタリアのマツタケ)、カボチャ、トリュフ、そして栗、
ブドウ、リンゴなどの果物も含め市場に顔を出しています。


栗はモンブランも天津甘栗(イタリアにはない)も大好きですが、イタリアに来たばかりの頃、
ローマ近郊にある小さな村の秋に催されるお祭りに行き、そこで食べた、薪の火で焼かれた栗が
本当に美味しく、その味を知ったそれ以来、毎年食欲の秋が楽しみになりました。
熱々、ホクホクの焼き栗。とても鮮やかな色をしています。
それでもやっぱり焼き栗(Caldarroste)食べたいな~という時は、
ローマの街角に焼き栗屋さんの屋台が出ていますので、そちらで買う事もあります。
観光で訪れる皆さんも簡単に探せる、スペイン広場(Via Condottiの噴水があるあたり)



トレヴィの泉(靴屋さんとバールの間の細い路地の角)で見つけられます。

こちら↓はトレヴィの泉目の前の焼き栗屋さんです。

 

 

栗の焼けるパチパチという音がします。

意外なところでは、アヴェンティーノの丘にあるアランチャ庭園の入り口のところでも、
イタリアのおじさまが焼き栗屋さんを開いていました(数年前のことです)。

赤ワインと合わせ、極上の食べ方で頂きました。旬のものを頂いてバッチリ栄養を補給したいですね。


皆さんも秋の味覚(日本はマツタケ、さつまいも、柿、サンマなどでしょうか)を楽しんでください。




ではまた次回まで