イタリアと言えばパスタ!
| カテゴリー:イタリア
イタリア料理をこよなく愛するローマ支店のデニスとアリアンナです。
初めてイタリアを旅行される方はトマトソースのスパゲッティを召し上がろうと思われますよね。
パスタはイタリア料理の代表として知られ世界各地で食べらる手軽な食材ですが実は中々奥深いんです。
かつてコマーシャルで99種類のパスタがあると謳われていましたがよく調べてみると300種類以上あります。
まずロングパスタかショートパスタかを選びますがまだまだパスタ選びは続きます。
ドゥラムセモリナ粉の乾燥パスタか卵と小麦粉の生パスタか。或いはホームメイドのシンプルな小麦粉と水の生パスタ、詰め物のパスタ、表面に線の入ったものかつるつるのパスタかなどなどです。
ソースとパスタのコンビネーションにも決まりがありパスタの中には変わった名前があります。
ミートソースのフェットチーネはテープ、ブロッコリーソースのオレキエッテは小さな耳、トマトソースやアサリと食べられるスパゲッティは紐を意味します。
トルティリオーネというショートパスタはカルボナーラに、ブカティーニは穴のあいたロングパスタで豚の頬肉の塩漬け入りのトマトソースと決まっています。
水と小麦粉で出来たストロッツァプレーティは神父さんが喉を詰まらせるという意味で、蝶々という意味のファルファッレはトマトなど野菜と冷静パスタに使います。ペンという意味のペンネパスタは短くてソースにからめやすく色々な食べ方がされます。
長い歴史のイタリアが統一されたのは1861年で地方ごとに料理にも大変特色があります。エミリアロマーニャは詰め物をした生パスタが有名でリコッタチーズとほうれん草を入れたラビオリはトマトあるいはバターとセージのソースで食べられ、肉を詰めたトルテッリーニはコンソメスープに入れられます。
ではパスタの女王は何でしょう。イタリア人が最も愛するのはラザーニアで大きなシート状のパスタにミートソース、ホワイトソース、モッツァレッラチーズを層に重ねた上にたっぷりとパルメザンチーズをかけてオーブンで焼きます。美味しくない訳がありません。
ご覧の通り1週間の滞在では食べきれないですよね。食をテーマに少し長くイタリアに滞在されてはいかがでしょうか。
皆様のお越しをローマ支店一同おまちしています。
A presto!!!