Bonjour みなさんこんにちは。ジャルパックパリ支店です。

吹く風が気持ちの良いシーズン到来です。
お買い物や観光で忙しい滞在中に、街中の喧騒を離れて少しだけ気分を変えてピクニックは如何でしょうか。
今回は気軽に足を延ばせるブローニュの森にあるバガテル公園をご紹介します。

山手線の内側と同じサイズとよく言われるパリですが、その東西の端にブローニュとヴァンセンヌの2つの森が広がっています。
どちらの森にも整備された公園や競馬場などがあり、パリ市民の休日のお出かけスポットとして
人気です。
1年中どの季節でも楽しめますが、やはり春から夏にかけての季節は特に緑が美しくおすすめです。

バガテル公園の始まりはマリー・アントワネットとルイ16世の弟アルトワ伯との賭けでした。

マリー・アントワネットはバガテルの荒れた土地を購入したばかりだったアルトワ伯に、100日でお城を建てることができたならば100,000リーヴル払うとの賭けを提案します。
20歳の若きアルトワ伯はこの挑戦を受け、100日以内に新しい城でのパーティに招待しましょう!
と宣言。
100日足らずで小さな城(シャトー)と建物周りの庭園を完成させ、この賭けに勝利しました。
この賭けのために建築家ベランジェはたった1日で設計図を作り、工事には900人が昼夜問わずに
動員され、建築資材などを徴用して完成させたといわれます。
建築費用は掛け金の10倍以上もかかったという逸話が残されています。

この小さな城館だけでなく、広大な敷地には人工の大きな滝や池のあるイギリス式庭園やバラ園、
温室等があります。

20世紀初頭に当時の所有者が城や庭を分割して売り払おうとしましたが、パリ市によって丸ごと
買い上げられ城も庭も散逸することなく公共の公園となりました。
バガテルの名を特に有名にしたのは1907年以降開かれているバラの新品種の国際品評会です。

世界中のバラの愛好家・収集家垂涎の的である新種のバラが咲き乱れる6月は、1年を通して最も
華やかで、たくさんの人が訪れます。

またバラだけではなく、この季節には芍薬やアイリスも多くの品種が植えられており、
次々と咲き誇る花々が訪れる人の目を楽しませてくれます。

広大な庭園にはたくさんのクジャクが園内に放し飼いにされており、あちこちで優美な姿を
見かけます。

クジャクの鳴き声をお聞きになられたことはありますか?
静かな庭園内で仲間同士が呼び合う声がよく聞こえますが、姿が見えなかった時には
これはいったい何の音?と思いました。
是非公園に足を運ばれたら実物を聞いてみてください。

皆様のご来訪、心よりお待ちしています。

Merci beaucoup.

 

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