駐在員日記【パリの住宅事情】
| カテゴリー:フランス
Bonjour
ジャルパックパリ支店の松田です。
この時期のパリは、日が出て明るくなるのが9時頃から、そして日が落ちるのは17時半ごろと、
日が出ている時間がとても短いです。
かつ曇った日が多く、パリに来てから晴天の日がほとんどないので、
暖かい太陽の日差しが恋しい日々を過ごしています。
※どちらも8時ごろに撮影した写真です。
一方で4月頃からは日に日に明るくなっていき、
特に夏場は22時を過ぎても日が明るくとても過ごしやすくなるとか。
そんな暖かいパリを心待ちにしている松田より、月に一度の駐在日記【PART2】をお届けします。
前回の投稿から早いもので1か月、私のパリでの生活も1か月が過ぎようとしています。
少しずつですがパリの生活に慣れてきて、【Parisien】に染まろうと日々頑張っています。
パリに来て間もないころは見るもの全てが新鮮で、エッフェル塔やオペラ座を見るたびに、
パリに居るんだ!ということを実感していたのですが、
今では日常の光景で見慣れてしまった私が居ます。
ただこの1か月で変化もあり、一番の変化はパリでの新居に入居したことです。
パリに来てしばらくは仮アパートに住んでおり、
寝るだけというような部屋で生活していましたが、
ようやくパリでの新居に入居し、パリでの生活が本格的にスタートしました。
家一つ取っても日本と異なる点がいくつもあり、驚くことばかりです。。
①築100年は当たり前
フランスでは昔からあるものを大切に使うという文化が強く、
昔ながらの建物が数多く残っており、これがパリの昔ながらの街並みを守っています。
そのため一般のアパートなども築100年というのは当たり前で、
私が住むアパートもおそらく築60年くらいですが、これでもパリの中では新しい方とのこと。
日本で築60年というと大丈夫?というイメージが強いのですが、
部屋の中はリノベーションされ綺麗になっており、築60年だろうと何の不自由もなく生活ができます。
②ベランダに洗濯物を干すのはNG
街の景観を守るために、ベランダに洗濯物を干すことは禁止されています。
そのため乾燥機に掛けるか、部屋干しで乾かすかの二択。
我が家では部屋干しにしていますが、こちらは空気が乾燥しているので、
半日で乾いてしまう分、何ら不便はありません。
③硬水手強し・・
日本と一番違うのは水です。日本で蛇口を捻ると出てくるのは【軟水】ですが、
こちらは石灰などが多く含まれる【硬水】が出てきます。この硬水がかなり手強い。
一番硬水で苦しめられているのが洗濯です。
洗濯機を回しても硬水が影響して、洗濯物がカチカチになってしまうのです。
特に影響を受けるのがタオル・・・
日本から持ってきたお気に入りのフワフワのバスタオルが、
こっちで洗濯機を回すとゴワゴワになってしまうのです。
あのフワフワ感を取り戻す方法があれば、ぜひ教えてください。(泣)
④必ず挨拶をする
これはフランスに来てから、本当に良いなと思ったところで、
マンションの敷地内ですれ違った人には、必ず【BonjourやBonsoir】など、
声に出して挨拶をします。
※レストランなどでも、必ず【BonjourやBonsoir】から始まります。
日本のようにそもそも挨拶をしない、無言で会釈をするではなく、
きちんと挨拶することが重要とされている文化は、とても素敵だなと感じています。
また改めて、フランスで素敵だなと感じたことは、ご紹介させて頂きたいと思います!
以上、フランスの住環境についてのご紹介でした!
最後に私の家から見える景色をご紹介して、今回の投稿を終えたいと思います!
では、どうぞ!!
どーんと正面にエッフェル塔が見える訳でもなく、パリ感の無い写真ですみません。
私が住むエリアはパリの中では珍しく、高層ビルが立ち並ぶエリアです。
実は方向的には正面にエッフェル塔が見える位置なのですが、
見事に前の高層ビルが邪魔をしています。
同じパリの中でも、エリアによって雰囲気がガラッと変わります。
パリにお越しになられた際には色々なエリアを巡って、
お気に入りの場所を探すのも楽しいのではないでしょうか。
それでは皆様のご来訪、心よりお待ちしています。
Merci beaucoup.
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