Bonjour みなさんこんにちは。ジャルパックパリ支店です。

5月になりました。パリはよいお天気が続いていますが、

油断するとまた真冬のような寒さがもどってくることもあり、庭仕事は

『氷聖人(5月半ば)の日が来るまでは露地物を植えてはいけない』と

フランスでは言われています。

 

さて、今回は市場=マルシェのお話です。

パリ市内では約30箇所にてマルシェが開催されています。

マルシェと聞くと食品を思い浮かべるかもしれませんが、花市場、切手市場や古書市場、

クリエイター市場、蚤の市などあり、毎日パリ市内の何処かしらで催しされています。

マルシェの形態は場所により違っており、常設屋内で毎日営業しているマルシェもあれば、

青空マルシェ、メトロの高架下にテントを並べた所もあります。

営業日は週2,3回程度で、マルシェにより開催曜日が違っています。

開催が多い曜日は土曜と日曜ですが、パリ市民の生活に欠かせないマルシェは

平日にも行われており週にトータル約70回も開催されているそうです。

マルシェで一番多いのは野菜と果物のスタンド、中にはジャガイモやトマトの専門店などもあり

さすが農業国フランス、品種の多さに驚かされます。肉や魚、乳製品、パン、

お菓子やお惣菜も売られているので、少しずつ色々買って公園でピクニックしてもいいですね。

早起きした際はマルシェ散策に出掛けてみてくださいね。

最近はオーガニック食品のみを取り扱ったスタンドが増えてきました。

オーガニック店にはこのようなマークが表示されています。

 

マルシェに色鮮やかな春野菜やフルーツが並び始めると季節の変わり目を目で感じます。

グリーンピース、ラディッシュ、白アスパラ、苺、ベリー類など見るだけでも楽しいです。

苺はフランスでも子供から大人まで人気のフルーツです。

まずは暖かいスペインからの輸入品が出回り始め、その後フランス産のガリゲットという品種が

少し遅れて並び始めます。

日本では苺といえば甘い品種が好まれますが、フランスでは苺本来の味が濃く、

酸味が強いものが好まれるようです。このギュッと味の濃い苺にシャンティィクリーム

(生クリーム)をたっぷり添えて食べるのがフランス流。

マルシェで見かけたら小さなパックや量り売りで是非新鮮なフルーツを味わってみてください。

パリ市内のマルシェ情報はフランス語になりますがこちらからご確認いただけます。

こちらは弊社近くのマルシェです。

最近、どのマルシェにも空きスタンドが増えたように思えます。

早く以前のような活気溢れるパリのマルシェに戻って欲しいですね。

 

皆様のご来訪、心よりお待ちしています。

Merci beaucoup.