パリ 環境問題 もみの木
| カテゴリー:フランス
Bonjour みなさんこんにちは。ジャルパックパリ支店です。
12月初旬から1月初旬まで飾られたもみの木(クリスマスツリー)、その後のお話です。
『パリ もみの木』でお伝えしましたがフランスでは8割の家庭で生木を購入しています。
フランス全体で消費されるもみの木は約300万本以上、クリスマスが終わり新年が開けた1月初旬
まで飾っている家庭が多いようです。無事にクリスマスツリーとしての使命を終えたもみの木は、
乾燥し細長い葉っぱがパラパラと落ち始め購入時に入っていたネットには収まらないくらいに
かたく固まってしまいます。少し寂しいのですが処分するしかありません。
パリではクリスマスが終わった12月26日以降から1月下旬まで各区にもみの木専用の回収場所が
数箇所に設置されます。こちらは会社近くにあるもみの木の特設回収場です。
持ち込む際に手や顔を傷つけないようにもみの木専用の大型ゴミ袋もあります。
地域によってはもみの木専用の回収日がありトラックで回収してくれます。
回収日には道端の至る所にもみの木が捨ててあり日本では見る事のない光景です。
回収所に集められたもみの木はその後、第二の人生としてリサイクル活用され
「クリスマスツリーシュレッダー」にかけられ粉砕しマルチング材として生まれ変わります。
もみの木のマルチング材には抗菌作用があり雑草の繁殖を抑える天然の除草剤としての効果が
あるそうです。また、花壇や小道に敷き詰めると土壌の温度上昇・低下を防ぎ、乾燥からも守って
もらえ土壌改善になるそうです。もみの木は酸性のためコンポストには適さないそうですが、
とてもエコロジーな活用法だと言えます。
地域毎に回収を行いシュレッダーにかけているので無駄な輸送は不要となり公害も減ります。
生産、販売し、それをまた回収しエコロジーに処分を行う。素晴らしい流れです。
地球環境をみんなで考えながら楽しみましょう。
皆様のご来訪、心よりお待ちしています。
Merci beaucoup.
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