パリ 通勤風景
| カテゴリー:フランス

Bonjour みなさんこんにちは。ジャルパックパリ支店です。
最近、列車やメトロの中でリュックを背負っている人が多くなりました。
しかも、多くの方がフランスの某ブランドのリュックを背負っています。
あまりブランドに左右されないフランスですがこのリュックは別のようで
調べてみたところ、環境や動物に配慮し廃素材を回収・リサイクルし
ほぼ動物性物質を含まないクリエルティフリー、製造過程から輸送まで一貫して
環境を考えたブランドで、しかも機能的な構造のようです。リュックの色、素材を
選べるのは勿論のこと、バックの後ろポケットと左右ポケットを自分でカスタマイズ出来、
ポケットナシ・有り、ポケット有りは後ろポケットのみ無地だったり柄だったと
十人十色で自分好みのリュックに仕上げられるようです。
在宅勤務が増えた今、ノートパソコンの持ち運びに便利なのでしょうね。
ただ、リュックのボリュームが大きいと混んでいる車内では周りの人にとって迷惑に
なる場合があるのでちょっとした心遣いが必要かもしれません。
多くの企業で現在も週2-3日の在宅勤務が続いており、月曜日は出勤者が多く電車が混み合って
いますが、木曜日と金曜日は月曜日と比べると通勤者が少ないように感じます。
最近は年金改革を推し進めようとするフランス政府に反対する労働組合の
呼びかけで、公共交通機関のストライキが度々行われているフランスですが
ストライキ日は在宅勤務へ切り換える人が多く、電車内がいつもより空いていて快適だった
という声もよく聞きます。
以前は車内で読書をしたりイヤフォンで音楽を聞いたりしながら時間を過ごしている人が
多かったのですが、最近はフランスでも日本と同じように携帯電話を見ている人が増えました。
満員電車の中でイヤフォンを付け頑なに動画や映画を観ている人、他人の事は一切気にせず
大声で通話している人、なかにはテレビ電話をする人もいて会話が筒抜けでも全く気にしません。
ただ、画面に集中していると周りが見えず怪しい人が近づいてきても気が付かないので、
携帯電話の使用には注意が必要です。ここはフランス、残念ながら治安に問題があります。
そんなフランスですが、通勤時間帯であってもお年寄りや妊婦さん小さな子供連れには席を譲り、
大きな荷物やベビーカーの階段移動には周りの人が気持ちよく率先して声を掛け助けてくれます。
その点は日本とちょっと違うかもしれません。
最近、駅構内のアナウンスで車内での迷惑行為や痴漢について発せられるようになりました。
被害者や目撃者が携帯から簡単にアラートを発信出来るよう専用の通報番号が設定され
公共交通機関の職員・警備員へ連絡が出来るようになりました。通報番号は3117です。
お世話になりたくない番号ですがいざという時のために覚えておくとよいかもしれません。
満員の通勤電車=日本のイメージでしたが、人口が増えているのか通勤時間帯はどの電車も
かなり混んでいます。体が密着してしまうので痴漢が増えてしまうのかもしれませんが、
決して許せない行為なので日本でもフランスでも勇気をもって声を上げましょう。
ちょっとダークな話題となりましたが安全に楽しくパリを楽しめるよう一人一人が気を引き締めて
対応して行きましょう。
皆様のご来訪、心よりお待ちしています。
Merci beaucoup.
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