パリ 旬のフル-ツ いちじく
| カテゴリー:フランス
Bonjour みなさんこんにちは。ジャルパックパリ支店です。
今回ご紹介するのは、フランス人が待ちわびる秋の味覚のひとつ『いちじく』です。
フランス語で figue フィ-グと言います。
いちじく=無花果は、花の無い果実と書き、花が咲かずに実がなるように見えますが、
実は内側に花が咲き (花びらはありません) 実になります。
大きく分けて2種類あり黒いちじくと白いちじくがあります。
白いちじく (figue blanche フィ-グブランシュ) は完熟しても皮が黄緑色のままで、
とても甘く上品な美味しさです。
そして黒いちじく (figue noire フィーグノワ-ル) は、日本の品種に比べ小ぶりで皮が薄く
フランスでは皮を剥かずにそのまま食します。
南仏プロヴァンス=アルプス=コートダジュ-ル地方の名産品の一つで、
フランス産いちじくの75%=年間約3000トンをこの地方で生産しています。
旬は9月中旬から10月末ごろまで、1キロ辺り10ユ-ロ前後で購入できます。
最高峰と称される品種『ソリエス産いちじく figue de solliès フィーグドソリエス』は、
AOP ア-オ-ぺ-に指定されており、SOLLIES-PONTソリエス-ポン村をはじめとした
VARヴァ―ル県内の指定された地域、そして栽培方法で生産されている特別ないちじくの
名称であり特産品です。
AOP とは、Appellation d’Origine Protégée アペラシヨン・ドリジンヌ・プロテジェ の略で、
伝統的な農産物やワイン、チ―ズなどに対して厳密にコントロ-ルされた仕様書に沿って
作られたことを保証するものです。フランス政府によって品質が保証されているAOPの食品は
消費者にとって安心して物品を購入出来る嬉しい制度と言えます。
いちじくは、不老長寿の食べ物と言われるほど栄養価が高くミネラルが豊富です。
旬のデザ-トとしてだけでなく前菜など様々な調理方法で積極的に楽しみたい食材ですね。
フランスではクリスマスにフォアグラを食べることが多いのですが、いちじくのジャムと
とても相性が良くパン・デピス(蜂蜜とスパイスをふんだんに使った伝統菓子)と
一緒にいただくのが定番です。
フランスへお越しの際は是非ご賞味下さい。
皆様のご来訪、心よりお待ちしています。
Merci beaucoup.
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