ボンジョルノ!
冬の寒い時期に豪快なステーキを堪能するローマ支店のホセとモリがフィレンツエの郷土料理を

紹介させて頂きます。

フランスと並び、ヨーロッパ随一の美食の国として知られるイタリア。せっかくイタリアを旅行するならその地の名物料理も

しっかり堪能したいところです。
特に花の都フィレンツェが存在するトスカーナ地方は他の都市に比べて食のトレンドが生まれやすい土地でもあります。

今回はそんなフィレンツェに来たら、必ず食べて頂きたい名物料理ご紹介しましょう!

トスカーナの伝統的な味とともにフィレンツェや周辺の地域でおすすめなのが『ビステッカ フィオレンティーナ』フィオレンティーナ ビーフステーキです。

このビステッカ フィオレンティーナはトスカーナの郷土料理として有名です。

T形の骨付きの牛肉で、フィレやサーロインの部分を一緒に焼いて食べます。この伝統的なビステッカは、イタリア最古の牛といわれる「キアニーナ牛」を使います。

古代の遺跡にも描かれているキアニーナ牛は、トスカーナ州のキアーナ渓谷周辺に生息しています。

農耕牛として使われていたキアニーナ牛は、成長すると筋肉質で立派な体格になり食用として育てられている牛では最も大きく育つことで知られています。

キアニーナ牛に関しては希少種ということもあり、EUによる厳しい規定に合格したもの以外は名乗ることができません。輸出が認められるようになったのも、2017年とごく最近です。したがって本場のトスカーナでも、キアニーナ牛を使ったビステッカは、なかなか食べられません。

キアニーナ牛は飼育している酪農家も少く出荷頭数が少ないため希少性が高く、一般の牛肉より30~50%ほど高値で流通されているようです。キアニーナ牛は、美食家に愛された牛ともいわれ本場で食べるビステッカ フィオレンティーナは、キアニーナ牛を味わう良い機会といえます。

フィレンツェへご旅行の際は名物料理のビステッカ フィオレンティーナをご堪能ください。

 

Buon Appetito! ボナペティート!