世界中のどこでも学校は子供の成長になくてはならないものですよね。但しその教育制度は各国それぞれです。

今回はイタリアの学校をトピックスにしました。

皆さん日本の学校と比べてみて下さい。

 

近代の学校教育制度は1859年以前にサルデニア王国から始まり、イタリアが領土を統一した際に全国に広がったと言われています。 その後も教育制度は何度も変更を繰り返し現在に至っています。

それではイタリアの学校制度を順にご紹介しましょう。

学校は国籍を問わずイタリアに住む子供全員が対象となります。

幼稚園は3歳から5歳で義務教育ではありません

6歳から義務教育である5年間の小学校が始まります。続いて中学校は3年間で、ここで義務教育が終わります。中学3年生は終了の試験があり、筆記と口頭のテストに向け各自テーマを選びレポートを作成しその日に臨みます。 子供たちにとっては初めての大きな試験で、親も口頭試験を見ることができます。 この試験で無事合格点を取れれば終了証をもらい高校へと進みます。

高校にはいくつかの種類があります。

普通高校は文系、理系、芸術系などがありどれも5年間です。最初の2年は全般的な教育、その後3年は選択した分野の教育によりフォーカスが当てられ 最終学年の試験を終了して大学への入学ができます。

技術学校の5年間は2年の全般的な教育、2年の分野を絞った教育 そして最後の1年はより専門的な分野を学び終了試験で専門技術の習得証明が与えられます。

最後に職業訓練学校があり こちらも2-2-1年と分けられシステムは技術学校に準じ 最終試験終了時に職業訓練習得証明が与えられます。

技術学校、職業訓練学校の生徒も終了後は、希望する学生は大学へ進学することができます。

 

約3か月の長い夏休みが終わり来週から新学期が始まります。元気な子供たちの笑顔がローマの街に戻ってくる事が今から楽しみです。

世界中の学校へ行く子供たちへ

GOOD LUCK !!

また次回まで