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ゴルゴンゾーラチーズの名前は、毎年9月にゴルゴンゾーラ祭りが開催されるミラノ近郊のロンバルディア州の同名の町に由来します。

このチーズが生まれたのは、チーズ職人が恋人との時間に夢中で、凝乳(チーズをつくるときに使用するミルクを凝固させたもの)を容器に入れたままにしておいたという不注意と言われています。そのいわば熟成した凝乳を新鮮な凝乳と混ぜ合わせたところ、空気を含んで食用に適したカビが生え今までにはない固さの製品ができあがり、その味はこれまでにない味わいだったそうです。

メイド・イン・イタリーの最高峰のひとつであるゴルゴンゾーラはこうして誕生しました。

 

ゴルゴンゾーラDOP(統制原産地呼称)チーズの生産が認められているのは、イタリアのピエモンテ州とロンバルディア州での2つの地域だけです。ゴルゴンゾーラDOPチーズは、全乳のみを使用し、ドルチェタイプとピカンテタイプがある。牛乳は低温殺菌され、乳酸発酵とペニシリウムの胞子と厳選された酵母の懸濁液で人工授精され、最後に子牛のレンネットが加えられます。

 

ゴルゴンゾーラの香りと食感を最も引き立てる定番のレシピは、リゾット、パスタです。

約2ヶ月熟成させたマイルドなゴルゴンゾーラは、ソフトでクリーミー、バターやサワークリームのようなデリケートな風味があり、ワインは赤でも白でも合わせることができます。スパイシーなチーズは、強く刺激的な風味を持つ、バローロ、バルバレスコ、レチョート、アマローネ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノなどの骨格のしっかりした赤ワインにベストマッチ。また、いわゆるクラフト地ビールとの組み合わせも素晴らしいです。このチーズは、トーストしたパン、ナッツ、イチジク、洋ナシなどと一緒に食べることで、その純粋さが最大限に発揮されまず。

 

サイコバイオティクス(心理学と生物学の出会いから生まれた科学)によれば、ゴルゴンゾーラは不安を打ち消し、気分を高めるともいわれており、ムード・フードと定義されていまず。ゴルゴンゾーラを好む人が多いのは偶然ではないのです。

 

ではまた次回まで、 A PRESTO!

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