Bonjour  みなさんこんにちは。ジャルパックパリ支店です。

パリ旅行といえば昼にルーブル美術館、エッフェル塔、凱旋門などのモニュメントを巡り、

夜はフランス料理を楽しむ、そして締めくくりにナイトショーを楽しむ方が多いのでは

ないでしょうか。ナイトショーと言えばパリとラスベガスが有名ですが、その中でも名高い

ムーランルージュはフランス語で赤い風車という意味で、実際に赤い風車が回っています。

何度も映画の題材にもなっているので、パリに旅行されたことがなくても名前をご存じの方が

多いのではないでしょうか。

ムーランルージュは1889年に開催されたパリ万国博覧会への観光客を見込んでオープンしました。

フランス革命の発端となるバスチーユ牢獄の襲撃からちょうど100周年を記念して開催された

パリ万国博覧会に合わせて同時に建造されたのが、あのエッフェル塔とムーランルージュです。

鉄の美の芸術品であるエッフェル塔とムーランルージュは同じ歳なのです。

1989年は日本年号では明治22年、”大日本帝国憲法”が発布された年で、

フランスでは第3共和政の施政下で欧州の各国と競うように帝国主義が推し進めていた時代です。

ムーランルージュはオープン当初はサーカスからインスパイアされたショーとコミック芸人の

パフォーマンスが見られる大衆向けのダンスホールとしてスタートしました。

画家のトゥールーズ・ロートレックはオープン当初よりムーランルージュに足繁く通い、

宣伝のポスターやダンスホールの様子と踊り子たちを描いた作品を多く残しています。

オープン当初からパリで人気だったムーランルージュですが、やがてダンサーが足を上げて

ペチコートを見せる『フレンチカンカン』が大当たりして、世界的に有名になりました。

当時のイギリス皇太子プリンスオブウェールズ(のちのエドワード7世)もフレンチカンカンを観る

ために個人的にパリを訪問したそうです。

その後火事による消失や2回の世界大戦を経て、一時はダンスホールは閉鎖され映画館として

使われていた時期もありますが、1951年から再びレビュースタイルが復活しました。

外国からの顧客に向けたディナーとショーのスタイルも確立し、フランスならではの美食と

レビューショーを楽しめるキャバレーとして現在のスタイルが確立しています。

パリの2大キャバレーのひとつであったリドが惜しまれつつ今年の夏に幕を閉じ、今は老舗と

なったムーランルージュは唯一無二のパリのキャバレーとなり、現在も毎日営業を続けています。

パリに長く在住されていても『よく知っているけど、実際には行ったことがない』と

いう方が多いのではないでしょうか。今まで観覧のチャンスがなかったという方も、

この機会に世界トップクラスの本場のエンターテインメントをお楽しみいただけたらと思います。

12月はフランスのクリスマスならではのフォアグラやトリュフのスペシャルメニューと

世界最高峰のダンサーたちの繰り広げるショーをお楽しみいただけます。

ムーランルージュ《クリスマス》ディナーショー


お食事は必要ないという方にはドリンクショーのお手配も可能です。

どうぞお気軽にお問い合わせください。

ムーランルージュ《クリスマス》ディナーショー

街が華やかなクリスマスイルミネーションに輝くパリの12月、

ムーランルージュのレビューショーで非日常の世界へ行ってみませんか。

皆様のご来訪、心よりお待ちしています。

Merci beaucoup.