Bonjour みなさんこんにちは。ジャルパックパリ支店です。

日本では新入学といえば桜咲く春4月ですが、フランスでは9月が学校の新学期。
楽しい夏休みが終わって、吹く風に秋の気配を感じる9月にまた学校の門が開かれます。
その前に、夏休み中に済ませておかなければならない大切なことがあります 。

それは・・・、学用品の準備です。

特に小学校の学用品の準備はママやパパの頭を悩ませる大仕事、
何といっても準備するものの種類が半端なく多いのです。
さらに、学校によって違いがありますが、文房具にはいろいろ指定が多く、
それらをすべて揃えるのは大変です。

コロナ禍以前は学期末に翌年度に必要な文房具リストが配られたりしましたが、
フランスの教育機関は急速にデジタル化が進み学校のサイトにアクセスし
必要な情報を入手できるようになりました。

でも、デジタル化が進んでも膨大な学用品の準備は変わらず大変な作業です。

筆箱、ボールペンや万年筆(こちらでは鉛筆やシャープペンシルはあまり使いません)、
学科ごとのノート、ノートカバー、消しゴム、スティックのり、定規、ハサミ、色鉛筆、
カラーペン 、辞書などなどなど。
これを見越して大型スーパーには6月の学期末から巨大な文房具コーナーがお目見えします。
日本なら文具専門店や雑貨店にはお手頃価格で質の良い文房具がよりどりみどりですが、
フランスでは文房具店は個人商店が多く値段もお高め、スーパーはそれなりな値段ですが
指定されたものが見つからないことがあり近隣のスーパーをハシゴし買い物している
親子連れを新学期前にはよく見かけます。

買い物が終わったら、ペンの1本1本まですべてのものに名前をつけるという
さらなる大仕事が待っています!

さて、子供たちの楽しみは新しいランドセルならぬ通学バッグ(CARTABLE)。
日本ではランドセルは6年使いますが、フランスの通学バッグは値段の高いわりには
すぐ壊れるのでほとんど毎年買い替えることになります。
学校に文房具を置かず毎日重い教科書や文具をすべて持ち帰るのでそれなりにしっかりとした
作りの物を購入せざるを得ず、新学期は学用品に通学バックとかなり出費がかさみ
新しい通学バックを買ってもらい嬉しそうな子供達とは裏腹に親にとってはお財布に
厳しい時期でもあります。

9月になるといよいよ登校ですが、フランスには日本のような入学式、始業式はありません。
初日は親は付き添いのための時差出勤が権利として認められており、両親そろって学校の
門までお見送りする家族が沢山います。

ただでさえ混雑する学校前は人でいっぱいになります。
小学生以上は原則親でも学校の敷地には入れないので、学校の門の前で行ってらっしゃいのキスを
チュッとしたら子供たちは振り返りもせずさっさと校内に入っていってしまいます。
取り残されて名残惜しそうに背中を見送る親たち…というのが毎年の風景です。

やっと新学期が始まってやれやれと思う間もなく、今度は学校から支給される教科書へ
汚れ防止のカバーを付ける作業もあります。教科書は前年に使った子供達のおさがりが学期初めに
貸与され、その教科書をまた翌年の子供達が使うためひとつの教科書を5、6年使用するのです。
物を大切にする精神、素晴らしいですね。

9月には真新しい通学バッグを背負って歩く子供たちの姿をパリの街角で見かけることも
あるかも知れません。
その時にはそのバッグに詰められたパパママ達の努力を思い出してくださいね。

 

〇ジャルパックはダイナミックパッケ-ジ商品の発売を再開しています〇

ジャルパックでは、日本発フランス行きのダイナミックパッケ-ジ商品を7月1日出発より販売再開をしています。

こちらの商品は、お客様のお好みで、フライトとホテルを組み合わせてツア-を作り上げていただく商品です。

9月1日現在、パリから日本へのご帰国には、「PCRテストでの陰性証明」が必要です。

ジャルパックパリ支店では、こちらのPCRテスト受診のサポ-トプランもご用意しております。

皆様のご来訪、心よりお待ちしています。

Merci beaucoup.

 

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