生まれ変わったノートルダム
| カテゴリー:フランス

Bonjour みなさんこんにちは。ジャルパックパリ支店です。
日本でもテレビ中継などメディアでも大きく紹介されましたが、パリのランドマークのひとつ
ノートルダム大聖堂が昨年12月に一般公開を再開しました。
2019年に火災で大きな被害を受け、鎮火後も崩落の危機に見舞われた大聖堂ですが、火災で
焼け落ちた尖塔や屋根は再建され、全体の補強工事と内部の改修工事がほぼ終わりました。
外壁や彫刻・ステンドグラスの一部はまだ工事が続いており、大型クレーンはまだ撤去されて
いません。
生まれ変わったノートルダム大聖堂は、平日は7時50分から19時、木曜日のみ22時まで、
土日は8時15分から19時30分まで開放されています。
一時は観光客向けに入場を有料化する話も出ましたが、宗教施設であるため教会側が受け入れず
今までと同様に無料で入場できることになりました。
公開が始まった当初は混雑を避けるためにサイトやアプリでの事前予約が推奨されましたが、
希望者が殺到して2か月余り過ぎた現在でも予約が取りにくい状況が続いています。
2025年1月現在、2日前の朝8時から予約がオープンされますが、サイト自体に入るためにも
待機画面が続き、やっと入ったと思うと予約はすでにいっぱいという状況が続いています。
予約なしでも入場できますが、時間帯によっては入場待ちの行列が長く大聖堂前の広場の端まで
伸びて入場まで時間がかかることもありますので、スムーズに入場するためにはあらかじめ
予約を取ることをお勧めします。
公式サイトから予約すると、入力したアドレスに予約確認のメールが届きます。
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予約が完了するとメールで案内とQRコードが送られてきます。予約の日付と時間、予約者の氏名が明記されているので間違いがないかどうか確認し、プリントアウト、もしくはスマートフォンに保存して入場口で提示します予約時間の20分過ぎまで有効で、名前を確認するために身分証明書が必要ということでしたが、今回は予約確認のチェックのみで身分証明書の確認はありませんでした |
当日、大聖堂正面には予約ありと予約なしそれぞれの入り口の列があります。
(25年1月現在、正面へ向かって左側が予約なし、右側が予約ありでした)
時間帯にもよりますが、予約なしの列では入場を待つ人の列が長く延びています。
予約ありの列は空いており、案内の係員が予約確認メールのQRコードをチェックして、
金属探知のゲートを通って入場します。
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列の先頭に予約なし・ありがわかりやすいようにサインが立ててあります。左が予約なし、右が予約あり
フランス語、英語、スペイン語の表記があります |
大きな荷物を持っている場合は荷物を開けて不審物をもっていないかどうかのチェックをする
こともありますので、なるべく手荷物も少なめに訪問されることをお勧めします。
内部は火事の痕跡は全くなく、内部の壁や天井は真っ白に、床の大理石も美しく輝いています。
火事以前は長年のロウソクの煤や経年劣化によって昼間でも薄暗い印象だった大聖堂は文字通り
生まれ変わりました。
両翼や祭壇後方にある礼拝堂の小部屋の壁や窓枠はすべて美しく彩色され、装飾が施され、
建立された14世紀にはこんな美しさだったのだろうかと驚かされました。
まだ訪問されたことのない方はもちろん、すでにノートルダム大聖堂は何度も見たという方にも
是非この生まれ変わった姿を一目見ていただきたいと思います。
オープン当初に比べ少しずつ落ち着きを取り戻しているようで、平日の早朝などの時間帯に
よっては予約がなくとも待たずに入場できることもあるようです。
今後はさらに予約が取りやすくなる可能性もありますし、2月からは巡礼者向け、6月からは
観光グループ向けの予約もオープンされる予定です。
予約システム自体も今後順次変更される可能性もありますので、見学を希望される場合は事前に
サイトなどで最新の情報をご確認ください。
年末年始の喧騒が過ぎ、街並みも落ち着きを取り戻したパリの冬。
夏とは違う趣があり、2月頭まで続くソルド(バーゲンセール)や美術展、コンサートなどの
見どころがあります。
ホテル、電車各種のお手配を承っております。どうぞお気軽にご相談ください。
皆様のご来訪、心よりお待ちしています。
Merci beaucoup.
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