パリ勤め人のランチ事情
| カテゴリー:フランス
Bonjour みなさんこんにちは。ジャルパックパリ支店です。
ご旅行のお客様はパリではおしゃれなカフェやフレンチのレストランでのお食事をお楽しみ
いただいていると思います。
私たちパリ在住の勤め人はどんな昼食を普段食べているかこっそりご紹介しましょう。
まず、一番多いのは持参のお弁当です。
なんといっても物価の高いパリ、その上このところの物価上昇は我々庶民の生活に大きな影を
落としています。
会社の規模にもよりますが、特にパリ市内ではスペースの問題もあって社員食堂のある企業は
少なく、従業員のために昼食代の補助を出している企業がほとんどです。
フランスにはチケ・レストランというシステムがあり、企業によって金額や企業負担の割合は
違いますが、勤務した日数の食券が支給されます。
例えば1食8から9ユーロの食券が勤務日数分もらえる場合、このうちの約半分程度が会社負担、
残りが従業員自身の負担となり給与から引き落としされます。
フランス中のレストランやパン屋、スーパーなどで使えるので、これを使ってランチ代を
支払ったり、普通に食品をスーパーで購入することができます。
近年はこの食券もカード式に移行が始まり、毎月 企業から自動でチャージされると1日当たり25ユーロ (4000円弱)の上限を超えなければキャッシュレスで 支払いが出来るようになり、とても便利です。 便利になったのはよいのですが、ついつい使い すぎて、月末前に補助を使い果たしてしまう ことも… 何事も使いすぎには注意ですね。 |
それにしても、このところの物価上昇で会社近くのレストランのランチメニューも手が届きにくく
なってきました。
私たちのオフィスのあるオペラ座近辺にはランチのテイクアウト専門店も多いので、人気店には
行列ができることも少なくありません。
パン屋さんのランチもちゃんとフランス式に、サラダやスープなどの前菜にメインとデザートの
ちょっとしたケーキなどのフルコースセットになっていますが、最近は10ユーロ前後
(日本円で1600円近く!)と手軽なお値段ではなくなってしまいました。
最近は日本食のお弁当やおにぎりが大人気で、お店の前は行列になっている店もあります。
それ以外にはネットで予約して、お昼時に配達してもらうお弁当もあって大人気。
エンゲル係数はなかなかお高めなパリです。
フォカッチャとサラダ |
おにぎり弁当 |
中華料理のランチボックス |
美食の街パリだけあって国際色豊かなラインナップですが、毎食こればかりでは破産しそう
なので、持参のお弁当で節約しつつ、時にはレストランのランチも楽しんでいます。
観光の方も時にはテイクアウトのランチを公園のベンチで召し上がるのもいいですね。
皆様のご来訪、心よりお待ちしています。
Merci beaucoup.
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