パリ フランスの旬 かぼちゃ
| カテゴリー:フランス
Bonjour みなさんこんにちは。ジャルパックパリ支店です。
今回ご紹介するのは、秋の訪れを感じる旬の野菜『かぼちゃ』です。
フランス語で POTIRON ポティロンと言います。
秋から冬にかけて美味しい旬のかぼちゃですが、収穫は真夏から初秋にかけて行われます。
収穫直後は水分が多く糖分が少ないため、3カ月ほど保管し追熟し甘みも栄養価も増した
ところで食べごろを迎えます。
日本のかぼちゃは緑色のイメ-ジですが、フランスではオレンジ色が主流です。
フランスの美味しいかぼちゃの選び方は、完熟を示す濃いオレンジ色、
皮の艶、ずっしりとた重量感と言われています。
オレンジ色のポティロンは少し平べったい楕円形で西瓜のように大きいため
スーパー店頭では切り売りされているのが一般的です。
青果店やマルシェでは、希望の大きさに切ってもらい購入することが出来ます。
POTIMARON ポティマロンと言う品種は、小ぶりで表面はオレンジ色、
日本の栗かぼちゃに最も近い味わいです。大きさが手頃なので最近では主流になってきています。
日本でかぼちゃと言えば、煮物や天ぷらなどが定番ですが、ポティロンは水分が多く
煮物にすると煮崩れてしまいます。そのため和食作りには向いていませんが
フランスの代表的なかぼちゃ料理、ポタ-ジュ、ピュレ、グラタン等でとてもおいしく頂けます。
その他にも、平べったい形をした白かぼちゃpâtissonパティソンや縦長の形をした
butternutバターナッツなど少し変わった品種もあります。
今の季節、観賞用の小さな可愛いかぼちゃが数多く出回りハロィン時期のインテリアの
デコレーションに大活躍します。これらは、ペポカボチャと呼ばれ園芸用の品種が
ほとんどですが、中には食用かぼちゃもあり、ズッキーニや白かぼちゃなどがその一つです。
陶器で出来たかぼちゃの置物なども秋を感じさせる可愛いインテリアの
デコレ-ションになります。
冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかないと言われるほど、野菜の中でもトップクラスの栄養価の
高さです。かぼちゃは抗酸化ビタミントリオと言われるビタミンACE エース (ビタミンA、
ビタミンC、ビタミンE) を全て含んでいるとっても優秀な野菜です。
これらのビタミンを同時に取る事で相乗効果を発揮します。色々な不調につながる体の酸化の
働きを抑える抗酸化作用のある野菜を取り入れ冬に備えたいですね。またかぼちゃの皮や種は
栄養価が高く、種は漢方薬にも使われるほど栄養が詰まっている部分です。
種 graine de courge は、製菓材料として使ったり、オイル huile de pépin de courgeを調理に
用いるのもおすすめです。パリに多数あるオ-ガニック食料品店などで手軽に手に入るので、
是非覗いてみてはいかがでしょうか。
寒くなってくるこの季節、かぼちゃのポタ-ジュはビストロやカフェなどの定番メニュ-です。
フランスにお越しの際は是非ご賞味下さい。
皆様のご来訪、心よりお待ちしています。
Merci beaucoup.
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